◆頭頸部がんはふえているか「喫煙、飲酒との関係について」
わが国では、1981年に初めて悪性新生物(がん)が死因の第1位となって以来、死因のトップを続け増加傾向にある。
その中で、頭頸部がんは、全がんの5%をしめているといわれている。
頭頸部がん、頭部、顔面、頸部(脳、脊ズイ、眼窩内は除く)に生じる悪性腫瘍をまとめて呼んでいる。この部位は、食物と呼吸の経路として常に外界に通じており、環境や外因が発がんに深く関係している。発がんの二大危険因子である喫煙や飲酒との関係は、特に重要である。
今回は、高齢化などの社会的環境の変化に伴う頭頸部がんの推移や予防などについても分かりやすくお話をいたします。
東北厚生年金病院耳鼻咽喉科 主任部長 粟田口 敏一 先生
◆花粉症・アレルギー性鼻炎の治療法
近年、アレルギー性鼻炎の患者さんは増えていると云われています。多くの患者さんは、アレルギー性鼻炎と一度診断されたら一生それと付き合わなければいけないのかと煩わしく思っていることでしょう。忙しくてなかなか耳鼻科を受診できず、鼻茸(ポリープ)が出たり副鼻腔炎や喘息を合併したり、市販の点鼻薬を使いすぎて点鼻薬性の慢性鼻閉に悩まされる人もいます。
最近は、新しい薬がいろいろと開発され、以前より副作用も少なく効果も十分期待できるようになってきています。また、手術治療で鼻閉・鼻汁などの症状を軽減することもできます。新しい治療としては、経口的減感作療法も実用化されつつあります。
講演では、アレルギー性鼻炎の治療について、内服薬や点鼻薬、手術治療、経口減感作療法などについて紹介し説明致します。
東北厚生年金病院耳鼻咽喉科 主任部長 東海林 史 先生
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